雑記

踊り子達

知らない人が踊っているのを見ても一次的な感動を感じなかったが、知っている人が改めて踊っているのを見ると違った。 生活での動きにはない速さの踊りと、生活の動きを心からあらわす踊り、前者には若さを感じるばかりだと思っていたけど、決まりきった動き…

さようならと

家に白鷺が降りた。 君たち(特にお前)はどう生きるかってことかと思ったが、なんとなくばっちゃと思った。 いつも鷺が降りるのはもう少し行った先の川だから、何か伝えにきたんだろう。3回忌でそろそろ上に行くのか。 母が近づくと、ひと鳴きして飛んで行っ…

暴力

珍しくラジオを聴きながらネタ書き。 私の好きなものや好きなこと、友人を真っ向から貶める催しの何千回目が始まりそうだったので逃げた。 何か具合が悪くなりそうになると人を支配したがる悪癖は、人格というより発作だと思うから、耳に入れないことにした。…

夢日記

とんでもなく大きな金色の白熊に抱きしめられ、「もうすぐ40年経ってしまう、かなり忙しいけど、必ず待っててね」と言われた。 当たり前のことだが、白熊は冷んやりするわけじゃないんだなと思った。 起きてもふんわりとした感覚が残る夢だった。 金色なのに…

御返事

夢で先生から返事があったのに、よく思い出せない。 「このままー、としてるの? ーーーーーーーーー ーーならだと思うよ。」 3行ほどあった文章が思い出せない。 先生から来るはずないと一度疑って読んだのを覚えている。 また夢にしてくれとメッセージを送…

本当にありがたいか

感謝をフェアプレーを示す道具として用い出すと、本質からずれていく。"何々したからあなたはいい子"など、条件付きの愛情を受けた人ではないかと思う。キリスト教的でもある。 もしくは社会的合図として使っている人もいるが、掛け合いだけになるといけない…

年の瀬

婆が70を過ぎた頃によく、存命の同級生を数えた方が早いと言っていた。その歳にもなると、誰でも生きていれば会いたくなるらしい。 嫌うことは若さであると思う。 死の間際にはカーテンコールと同時に手を繋げる人が多いといい。嫌いなものも好きなものもど…

怖くても進め

心の澄んだ人が言っていた。 何年もかけて濁りを解いた水はやわらかい。

どっかにいった先生へ

春に亡くなった先生へメールを送った。 先生が死んだということを思い出すとまだ悲しいので、思い出さないようにしていたが、自分の腹が決まってきたこともあったから送った。 彼女が死ぬ前の日の夜、耳元に何ともつかないヒロヒロとした楽しい電子音楽が聴…

足りる足りないの六感

死が近い人と、母子間の愛情が枯渇している人に感じることは似ている。 後者は目の奥に吹き荒れている砂漠がある。前者は鼻の周りくらいにそれがある感じ。 死ぬほど疲れている人は少し違っていて、大量に発汗したあとのような感じがする。それが事実の場合…

pop

この音楽を本当に好きなのだろうかと考える。 繰り返し聴くことで、"慣れ"は"好き"と錯覚される。 1回目を聴いた場面とは違う場面で2回目を聴くと、この曲は聴いたことがあるという親しみを感じる。また違う場目で3回目を聴き、メディアなどで不意に流れた際…

名月の折

友人から「月がでかい」とのメッセージ。 まだ低く、陸橋がかかって見えなかったが、農道の方に歩いていくと見えた。 小間切れの雲のあいだにあって、より明るく感じた。 また1週間ほど外には出ていなかったが、外はもう稲刈りの後の甘い香り。 あまりにも切…

memory

自分が展示をした1階のホールに黒いピアノがあって、次第に鍵盤がカラカラと散らばっていくなか、CATSのmemoryを弾いていた。 美しい夢。

あの日最後に見たもの

白、海坊主、空のあと、そこで記憶がなくなった。

中休みの多い梅雨

ここまで生きられたのだから、どんどん行こうというわけにもいかん。 例の如く足踏みをしたりもまた良いだろうと、啄木のように生きられればなぁと思う。 一度は死んだ身だけれど、あの決死のような気持ちとは違った希望的な死へのあこがれは、死ぬまで持ち…

男性美術史

これはやはり男性に限った美術史だと、これもまたインチキであると感じた。 女性の創作物に優れたものがなかったという議論は済んでいるようで、そもそもそんな市場はなかったのだとのことだった。 社会自体が男性原理の産物なので、これまではそうだったと…

選ばれたから素晴らしいのでない

隣県の盛岡市が米ニューヨークタイムズの「行ったほうがいい52の都市」に選ばれたそうで、紹介された4つのお店はECサイト経由の注文がパンク状態で、うれしい悲鳴。 私もなんだか嬉しかったのと同時に、あぁここでもかという思いがした。 権威に認められた途…

頬を笑む

驚くことや悪いことを言われても何も考えず、まずほほ笑む。 考えをいちど白くしてほほ笑み、考えるのはその後で。

全ては描けない

全部のことを描けると思っていたら大間違いで、精密に描いたところで、 この主観に及ぶ懐かしさの波や、心の奥から迫りくるようなものを描くことはできない。 まして人のものならなおさらで。 せいぜいできることをやっていこうと思います。 せいぜい、自分…

雄々しい世界の美術へ

"理解はできるが、私はそれが美しくて大事なことだと思えなかった" それに勝る言葉がないと思った。 私が美しいと思うことに通ずる、あたたかさや思い遣りや、溝川の泥をさらって水をきれいにしたいというようなひたむきさが感じられなかった。 他を戦略的に…

呼吸の日

人の気も流せるように修行しようと、これから月1回は通うことにした。 師匠ももう85歳だからと自分が焦っていたのか、とにかく焦んなよと言われた。死期が近いと感じている。 本人も、わかっている気がする。 儲けに興味がない人なので、本を出したり道場を…

発作の記録

夕方、外出先で起きてしまう。 密室の状況下で起き、外にばれぬようになんとか発作を抑えようとしたことが良くなかった。 身体が硬直するなかで手をつねり我慢したが、気道に石が積み上がって行くように息ができずに頭が熱くなり汗をかいた。過呼吸。 外の状…

対象

女とは、男とは、俺とはと語り出した瞬間から、その対象の何たるかとは離れていってしまう。

多様性と統一

"本当の意味では多様性を認められないから、多様性多様性と騒ぎ立てる" うらで統一という思想が支配しているから、多様性という言葉や思いが膿のように世に出てきたのかな、と感じた。 国家ができる時に宗教が起こる(または逆)のだから、政治と宗教問題とい…

ハイパーセンシティブ

感受性が強く繊細な人ほど攻撃性は高まる。生命がしょっちゅう危機に陥りやすいからだ。 論文を見たが、なかば心理学的なことしかかかれていない印象で、臨床にも科学にも乏しかった。反面わかりやすく、用語も少なく、大衆に受けやすい。(どこが広めたかっ…

観察園

小学校理科の時間は築地先生という方がもたれていた。目の奥の優しい先生で、耳が聞こえにくい子の担任でもあった。 教室のなかだけでの授業は少なく、観察園と呼ばれる学校横の庭のような場所へ出てやることが多かった。 観察園は最低限の整備はされていた…

太陽の母

初日にパニックが起きたが、いつも通り気丈に話しかけてくれた。その隣に立っておられた姪にあたる方にも見守られながら、特有の汗をかいた。 呼吸をしろと言われたが、一度反応してしまった扁桃体・ニューロセプションはなかなか戻せるものではなかった。 …

トラウマの治療

扁桃体 海馬 ↑ 視床下部 松果体 内耳 ・放射線 ・電気

悲しみや怨みについて

家族にも打ちのめされることがある。人にとって、根深い問題になって一生つきまとうことが多い。 私も暴力と支配をうけて育ったが、その人をまったくの毒や害ということはできなかった。 その人の小さい頃を思い出すと可愛いと思ったし、苦しみを共有して、…

雨燦々

何か大きな災害が起きる予感がして数日、大変調子が悪かった。雪は中途半端に降ってくれて、今日は雨でまた路面が見えている。 昨日は目がはじけるような痛みと頭痛がひどく眠れなかった。 呼吸を通すとなんとかおさまるが、それでも気持ちが挫けていると呼…

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