頭のなか語

怖くても進め

心の澄んだ人が言っていた。 何年もかけて濁りを解いた水はやわらかい。

どっかにいった先生へ

春に亡くなった先生へメールを送った。 先生が死んだということを思い出すとまだ悲しいので、思い出さないようにしていたが、自分の腹が決まってきたこともあったから送った。 彼女が死ぬ前の日の夜、耳元に何ともつかないヒロヒロとした楽しい電子音楽が聴…

男性美術史

これはやはり男性に限った美術史だと、これもまたインチキであると感じた。 女性の創作物に優れたものがなかったという議論は済んでいるようで、そもそもそんな市場はなかったのだとのことだった。 社会自体が男性原理の産物なので、これまではそうだったと…

選ばれたから素晴らしいのでない

隣県の盛岡市が米ニューヨークタイムズの「行ったほうがいい52の都市」に選ばれたそうで、紹介された4つのお店はECサイト経由の注文がパンク状態で、うれしい悲鳴。 私もなんだか嬉しかったのと同時に、あぁここでもかという思いがした。 権威に認められた途…

疑う

身の回りの全てのことは疑って、疑ったことは人に提出せず心に秘めて留めておくこと。 "論理的に"考えたことを人に提出するのは、論理的にならないことがある。そうすると、疑うことが良くないということになってしまう。 人に限らず、花も疑ってかかる。十…

人間は二層で生きているか

身体が生きているのと、社会的に生きているというのと。 身体は安全というサインを他人と相互に送り合うことで健康を保っているのだったら、やっぱり社会的にうまくいかないことは不健康や死に繋がる。 マインドフルネスや瞑想ではたしかに、身体だけの生を…

死の世界にいる、美咲ちゃんという子を助けた。 すでに学校の子からも忘れさられていたらしく、なにか禍々しいところに立たされていた。

発作の記録

夕方、外出先で起きてしまう。 密室の状況下で起き、外にばれぬようになんとか発作を抑えようとしたことが良くなかった。 身体が硬直するなかで手をつねり我慢したが、気道に石が積み上がって行くように息ができずに頭が熱くなり汗をかいた。過呼吸。 外の状…

多様性と統一

"本当の意味では多様性を認められないから、多様性多様性と騒ぎ立てる" うらで統一という思想が支配しているから、多様性という言葉や思いが膿のように世に出てきたのかな、と感じた。 国家ができる時に宗教が起こる(または逆)のだから、政治と宗教問題とい…

感性

言葉で完全に殺すことのできる絵は図。 図になった絵はオブジェクトになり、絵画ではなくなる...のか。 "あの人は絵から逃げた" 絵で勝負することをやめたから、オブジェクトの世界にいったんだと。 彼女の言葉は一筋縄に聞こえなかった。 それが男性的なプ…

思うこと

人の思っていることはわかるが、人の思いはわかることでない。 パフェ、が果物や生クリームやプリンを集めたものであるように。パフェを食べることはできないような。

"後悔しないような"

後悔しないような道を、後悔しないように。 あとからわかることを今慎重に考えられるとしたら嘘だ。 お前のことだからどうせ後悔するんだから、今の自分が善いと思う方向に行って、駄目だったら駄目でいいのだ。 後悔を大事にしてる人に騙されてはいけない。…

才能の下描き

気づけば6月半ばで、そろそろ描いたものの展示を考えなければいけない時期なのか。 展示会なんて言葉で締め切られるとうんざりしてしまう…。 そんな気持ちと相対して、裏道の川に住むようになった鯉などをのんきに見に行ったりしていた。これが物凄く立派な…

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