檸檬

夢からそのまま引っ張ってきた絵。まだ序盤。


いつかの食事を模した夢で、床は水浸し。

向かい合って座っていた。
いつものように罵詈雑言を浴びせられるのと、目の前で悪いことをやりだす。
しかし、ああ悪い音が耳に入ってくるなという程度だった。

完全に相手を理解したことを、テーブルにあった果物をかじった苦さから感じた。
ろくに食べる物もないので、もういいな。と、その場から立ち去る際に強い言葉で「自分はもう幸せなので」と伝えた。
何とも言えない顔になって後を付いてきたが、気にせず外に出た。

知らない海町だったが、駅がある方向など、不思議と帰る道はわかった。いつのまにか両手に大きなレモンを抱いていて、誇らしい感じがした。

過呼吸で起きることもなく、爽やかな夢だった。

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