朝の日記

寝返りを全く打てていないのか、朝背中の血流が滞って鈍痛になる。気持ちよく起きられる日は1年に数回あるかないかで、たいてい首か顎か目が痛い。

ころころして血流を再開させているあいだに、外が光って間も無く雷鳴が聴こえて、それがかなり近い。

昨日寝る前に考えていたことが、夢に入って醒めたあと、またすぐ思い出された。

少しも自我を手放したくないような、よわよわしい眠りばかりしている。

 

よくない朝だなと思っていると、猫のニィビが呼びにくる。あの子は気持ちが優しい。いつもパトロールしていて、具合の悪い人を見つけると近寄っていく。

ぐるぐると羊のような鳴き声を出しながら、治療を始める。そうすると自然と治まる。

ニィビは辛かった経験を知ってるようだ、猫の多くは皆そうだ。猫は寂しい思いをして死んだ子どもの魂だと特に感じる。

ニィビ自体はそのことを覚えているとかいうわけではないけど。

 

 

 

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