ハイパーセンシティブ

感受性が強く繊細な人ほど攻撃性は高まる。生命がしょっちゅう危機に陥りやすいからだ。

論文を見たが、なかば心理学的なことしかかかれていない印象で、臨床にも科学にも乏しかった。反面わかりやすく、用語も少なく、大衆に受けやすい。(どこが広めたかったのかはわからないけど、儲かるんだろう)

 

ハイパーセンシティブ特有の優しさには、"自分を救うための"という主語がつく。

自分が傷つかないための、無力感からくる不動とでもいうような優しさ。他人からは都合のよい不動の状態に、自ら身を置き自分を守ることによる副産物のようなものだ。

それは本当の優しい人ではなくて、"都合が良い人"というだけなのだが。

 

危機感が強ければ強いほど、繊細であればあるほど攻撃性は高まる。繊細な人は必ずしも優しくない。

 

 

ADHDと並んで、自分のラベルにするようなものでもないのではないか。

「私はあなたに粗悪な態度をとることがあるが、それは気質のせいであって私のせいではない。だがその気質の私を私は許している。」

何もかも無条件で許してくれと言わんばかりじゃないか。本当に優しい人は、その自分の横暴さに目を瞑ることができないのではないか。

人格保証制度でも作るつもりなのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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