さようならと

家に白鷺が降りた。

君たち(特にお前)はどう生きるかってことかと思ったが、なんとなくばっちゃと思った。

いつも鷺が降りるのはもう少し行った先の川だから、何か伝えにきたんだろう。3回忌でそろそろ上に行くのか。

母が近づくと、ひと鳴きして飛んで行った。

 

 

朝から懐かしい感じがして、物凄く眠くて、今日は早く寝た方が良いみたい。先月から頭から出て行ってくれない人がいて、この人にこの先会うことがあるんだろうとぼんやり感じていた。

まるで忘れないでと言わんばかり。心配せずとも大丈夫だよと毎日思ってあげることにする。

 

 

全く雪が降れないまま春が来そうで、心の準備ができないままに明けようとしている何かにそわそわ。

 

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