言葉で完全に殺すことのできる絵は図。
図になった絵はオブジェクトになり、絵画ではなくなる...のか。
"あの人は絵から逃げた"
絵で勝負することをやめたから、オブジェクトの世界にいったんだと。
彼女の言葉は一筋縄に聞こえなかった。
それが男性的なプライドのためでもあったりするのかな、と思いついてみたり。
歴史的なものだけで作られている今ではないと、信じていたい。
歴史に進んで残らなかった、今生きる人をエンパワーして消えていった師匠みたいな人達の存在がある。
掘りおこされず、土に脈々と生きている。
感性そのものではないか。
土から離れて生きた人はいない。