発作の記録

 

夕方、外出先で起きてしまう。

密室の状況下で起き、外にばれぬようになんとか発作を抑えようとしたことが良くなかった。

身体が硬直するなかで手をつねり我慢したが、気道に石が積み上がって行くように息ができずに頭が熱くなり汗をかいた。過呼吸

 

外の状況、一緒にいた姉の状況、最善を尽くせるか?考えがぐちゃぐちゃになり、死ぬ手前のばたつきが起こった。

それを痙攣だと勘違いされる状況に、舌が動かないので何も言えず。

 

これが起こるようになったのは9月17日だった。

私といる人にとって最悪なことは、私に対して不条理を感じた時も、私の手当をしなければいけないことだと思う。

発作が起きた時に一瞬で気絶させてほしいと思う。さらには、いっそ殺してくれと願っている。

そして外出先で起きてしまったことで、自信がなくなった。

どうしてもあの日のことが思い出され、あの時に引き戻される。捨てようとしても未だ捨てられていないのだと思う。あの時を語ろうとすると嗚咽が起こる。

格好良いことにしたくはないから、軽々しく語ってはいけないと思う。子供たちに見せる態度ではないから。

 

 

それでも発作がおさまった時には、生きているだけでほっとしてしまう。生きていることがものすごく良いことに感じてしまう。

当たり前に生きている誰かが目に入ると嬉しい。どんな人でも。

 

あぁあの人も、こんな肩身の狭い気持ちをしたことがあるんだろうと思う。

発作が起きている私を見て、笑う人や馬鹿にする人、罵倒する人、放っておく人、怖がる人、泣く人、抱きしめてくる人、さすってくれる人、言葉をかけてくれる人がいる。

意識があるなかで、私は何者でもないと思わせてくれる。

 

硬直、踏ん張りによって全身の筋疲労が酷く、立つと膝が震えていた。

ピークを迎えると脱力し、すぐに眠る。

 

 

 

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