1日の死に方

病気の人の世話を、何年も何年もやっている人の御苦労を想う日々。こちらが尽くすことが当たり前で、文句を言われようがどこかで自浄するしか手はないので、これをずっと続けている人は並の心持ちではないと思う。

1日のひとつひとつをやりきって、1日の終わりに自浄する。1日の終わりかた、1日1日の死にかたが上手いのだと思う。

毎日、朝起きて生き始め、役割を終えて夜には死ぬ。夜に安らかな死が待っているとしたら、日中は遺書を描くように頑張れるだろう。

言葉にしてみても、美しい生き方に思う。

 

 

 

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