失せ物

故人からの手紙を失くしてしまったという方、その故人の方がそうしてほしかったように見えて感じた。

それを持っていることで進めないでいるのがわかっていたから、失くさせた。しかも自分で失くしたら自分を責めるから、誰かにやらせたんだなと。

人を亡くすと、どこかで幸せになってはいけないという思いが残ってしまって、故人も自分も進めなくなる。

悲しみについての柳田さんらの本にもあったが、どこまでもどこまでも幸せになっていい、誰に遠慮することなく。という言葉が思い出された。

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